蟯虫症は、蟯虫の卵を口から取り込むことで感染し、大腸や直腸に寄生する感染症で、とくに小児でよくみられる。[1]
感染と広がり
飲み込まれた卵は腸内で孵化し、夜間に雌成虫が肛門周囲へ出て産卵する。肛門周囲を触った手指や、衣類、寝具、食品、家庭内の物品を介して卵が広がることがあり、環境表面で最長約2週間生存する。[1]
症状と診断
無症状のことも多いが、肛門や膣周囲の強いかゆみが生じ、睡眠を妨げたり、いら立ちにつながったりすることがある。診断では肛門周囲の卵を透明な粘着テープで採取して確認する方法などが用いられる。[1]
治療
軽い感染では治療を要しない場合もあるが、症状や状況に応じて駆虫薬が用いられ、再感染を防ぐため衛生管理も重要となる。[1]
エビデンス・科学的評価
蟯虫症は家庭内で広がりやすく、治療とともに手洗い、寝具・衣類の管理など再感染対策が重要である。[1]
安全性・注意点
強いかゆみが続く、家庭内で感染が繰り返される場合は医療者に相談し、診断と治療方針を確認することが望ましい。[1]
カテゴリ:感染症 / 消化器 / 症状・疾患
タグ:寄生虫 / 感染症 / 蟯虫
知識マップ
関連する項目をタップして、医学知識のつながりをたどれます。
いま見ている項目
蟯虫症
蟯虫症は、蟯虫の卵を口から取り込むことで感染し、大腸や直腸に寄生する感染症で、とくに小児でよくみられる。
感染症・消化器・症状・疾患
この記事を読む →
周囲の項目を押すと、その項目を中心にマップが切り替わります。