多発性骨髄腫

最終更新:2026年8月13日

多発性骨髄腫は、免疫系を構成する白血球の一種である形質細胞から始まるがんである。骨髄や骨の内部に骨髄腫細胞が増え、骨、免疫、全身状態などにさまざまな影響を及ぼすことがある。[1]

特徴

形質細胞は通常、体を細菌などから守る免疫系の一部として働く。多発性骨髄腫では異常な形質細胞が骨髄や骨の硬い部分に集積していく。原因は明確には分かっていないが、高齢者に多く、家族内でみられることもある。[1]

症状

主な症状には背中や肋骨の骨痛、骨折、脱力や疲労体重減少、感染や発熱を繰り返すこと、強い口渇、頻尿などがある。[1]

検査

診断には検査室での検査、画像検査、骨髄生検が用いられる。[1]

治療

治療は病気の進み具合や症状の有無によって異なる。症状がない場合には直ちに治療を始めないこともあり、症状がある場合には化学療法、幹細胞移植、放射線療法、分子標的療法などが用いられる。[1]

関連項目

白血病リンパ腫免疫を参照。

エビデンス・科学的評価

多発性骨髄腫の診断では、血液などの検査だけでなく画像検査と骨髄生検を組み合わせて評価し、治療方針は病気の進行度と症状に応じて決められる。[1]

安全性・注意点

無症状の場合と治療が必要な場合があり、治療開始の判断は病状によって異なる。骨痛、骨折、繰り返す感染などは多発性骨髄腫でみられる症状である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Multiple Myeloma ↩本文

カテゴリ:がん / 免疫 / 症状・疾患 / 血液

タグ:形質細胞 / 血液がん / 骨髄