リンパ腫

最終更新:2026年8月20日

リンパ腫は、免疫系の一部であるリンパ系に生じるがんの総称である。大きくホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられ、非ホジキンリンパ腫にはB細胞やT細胞が異常化して増殖するものが含まれる。[1]

種類

リンパ腫には多くの種類があり、ホジキンリンパ腫と、それ以外の非ホジキンリンパ腫に大別される。非ホジキンリンパ腫では、白血球の一種であるB細胞T細胞が異常化し、異常な細胞が増殖して身体の他の部位へ広がることがある。[1]

症状

非ホジキンリンパ腫では、首、わきの下、鼠径部などの痛みのないリンパ節腫脹、原因不明の体重減少発熱、寝汗、長引く疲労、咳や息苦しさ、胸痛、腹部の痛み・腫れ・膨満感などがみられることがある。[1]

リスク

非ホジキンリンパ腫の原因は多くの場合明らかではない。免疫機能が低下している人や、特定の感染症がある人ではリスクが高くなることがある。[1]

診断

診断では身体診察、血液検査、画像検査などが行われ、確定のために生検が用いられる。[1]

治療

治療はリンパ腫の種類や状態によって異なり、化学療法、放射線療法、標的療法、生物学的療法などが用いられる。症状がない場合などには、すぐに治療を開始せず経過観察を行う場合もある。[1]

確定診断と治療開始時期

リンパ腫の評価では身体診察や血液検査、画像検査に加えて生検が確定診断に用いられる。治療には化学療法、放射線療法、標的療法、生物学的治療などがあり、病型や進行度によって選択される。一部の無症候性リンパ腫では、直ちに治療せず経過を観察する「注意深い待機」が選択される場合もある。[1]

エビデンス・科学的評価

リンパ腫は単一の病気ではなく多数の病型を含むため、治療や経過は病型と病状によって異なる。診断では生検を含む検査によって病型を確認することが重要である。[1]

安全性・注意点

リンパ節の腫れ、発熱、寝汗、体重減少などはリンパ腫以外でも起こり得るため、症状だけで自己診断することはできない。診断には医療機関での評価と必要に応じた生検が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Lymphoma ↩本文

カテゴリ:がん / 免疫 / 症状・疾患 / 血液

タグ:リンパ節 / リンパ系 / 血液がん

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