特徴
1975年に開発され、通常10分未満で実施できる。認知機能の複数領域を簡便に評価できるため、臨床で広く知られている。[1]
利用
軽度認知障害や認知症などが疑われる場合の初期評価に用いられ、必要に応じてより詳細な神経心理学的検査につなげる。[1]
位置づけ
認知機能検査は病歴、身体診察、検査所見などと組み合わせて解釈する必要があり、MMSEも単独で診断を確定する検査ではない。[1]
スクリーニングとしての位置づけ
MMSEは記憶、言語、注意、見当識など複数の認知領域を短時間で確認するためのスクリーニング検査である。得点だけで認知症の原因を確定する検査ではなく、病歴、身体・神経学的診察、必要な検査と合わせ、追加の神経心理学的評価が必要かを判断する。[1]
教育歴、言語、文化的背景、感覚障害などが得点へ影響し得るため、カットオフ値だけで正常・異常を機械的に決めず、臨床背景を踏まえて解釈する。[1]