多汗症

最終更新:2026年8月20日

多汗症は、暑さや運動など通常の発汗刺激がない状況でも、過剰で予測しにくい発汗が起こる状態である。[1]

種類と原因

手、足、わきなど限られた部位に起こる局所性多汗症では、原因が特定できないことが多く、家族内でみられることもある。ほかの病気によらないものは原発性多汗症と呼ばれる。[1]

別の病気や薬剤に伴う続発性多汗症では、糖代謝異常甲状腺機能亢進症心疾患肺疾患更年期パーキンソン病褐色細胞腫脳卒中感染症などが原因となることがある。[1]

診断

発汗部位や時間帯、夜間発汗の有無、発症時期、誘因、体重減少動悸、発熱などの随伴症状を確認し、必要に応じて血液検査や発汗量をみる検査が行われる。[1]

治療

治療には制汗剤、薬剤、イオントフォレーシス、ボツリヌス毒素注射、重症例での交感神経手術などがあり、原因や部位、重症度に応じて選択される。[1]

原発性と続発性

多汗症は、ほかの病気によらない原発性と、病気や薬剤などを背景とする続発性に分けて考える。全身性の発汗や夜間発汗、急な発症、体重減少、動悸、発熱などがある場合は、甲状腺疾患、感染症、代謝異常などの背景疾患を調べる手掛かりとなる。[1]

関連項目

乾燥肌(皮膚乾燥症)褥瘡(床ずれ)にきび(尋常性ざ瘡)

エビデンス・科学的評価

多汗症は原発性と続発性に分けられ、続発性では原因疾患の評価が重要となる。[1]

安全性・注意点

長く続く原因不明の発汗、夜間発汗、胸痛、息切れ、発熱、体重減少、強い動悸を伴う場合は背景疾患の評価が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Hyperhidrosis ↩本文

カテゴリ:症状・疾患 / 皮膚

タグ:多汗症 / 発汗 / 皮膚

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