概要
頭頸部扁平上皮癌は、口腔、鼻腔、副鼻腔、咽頭、喉頭などの粘膜を構成する扁平上皮から発生する悪性腫瘍である。[1]
主な特徴
発生部位によって口腔や咽頭の潰瘍、出血、疼痛、鼻閉、咽頭痛、耳痛、嚥下痛・嚥下困難、嗄声、呼吸困難、頸部リンパ節腫大などがみられる。リンパ節や肺などへ転移することがあり、転移例では予後が悪化する。[1]
原因・仕組み
頭頸部扁平上皮癌は、生涯に獲得される体細胞変異によって生じることが多く、喫煙、飲酒、一部のヒトパピローマウイルス感染などが主要なリスク因子である。[1]
遺伝形式
通常は遺伝せず、生涯に獲得された体細胞変異によって発症する。まれに家族内集積がみられる。[1]