原因
葉酸は赤血球の形成と成長に必要で、体内に大量には蓄えられない。摂取不足、アルコール使用、妊娠、一部の薬剤、腸からの吸収障害などが欠乏の原因となる。[1][2]
症状
疲労、筋力低下、頭痛、皮膚の蒼白、口や舌の痛みなどがみられる。重症の葉酸欠乏では白血球や血小板も低下する場合がある。[1][2]
診断
血算や葉酸濃度の血液検査で評価する。葉酸欠乏性貧血では赤血球が大きくなる巨赤芽球性変化がみられる。[1][2]
治療
原因を確認したうえで葉酸を補充し、緑葉野菜、柑橘類など葉酸を含む食品を増やす。吸収障害がある場合は長期的な補充が必要になる場合がある。[1]
関連項目
葉酸、ビタミンB12欠乏性貧血、貧血赤血球形成への影響
葉酸はDNA合成と細胞分裂に必要であり、不足すると骨髄で正常な赤血球を作れず、巨赤芽球性貧血を起こす。食事摂取不足、吸収不良、妊娠など需要増加が原因となることがある。[1][2]
妊娠との関係
妊娠前から妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児の脳や脊髄の形成に関わる神経管閉鎖障害のリスクが高まる。妊娠可能な人では十分な葉酸摂取が重要となる。[1][2]