葉酸欠乏性貧血

最終更新:2026年8月13日

葉酸欠乏性貧血は、ビタミンB群の一つである葉酸が不足し、正常な赤血球を十分に作れなくなる貧血である。[1]

原因

葉酸は赤血球の形成と成長に必要で、体内に大量には蓄えられない。摂取不足、アルコール使用、妊娠、一部の薬剤、腸からの吸収障害などが欠乏の原因となる。[1][2]

症状

疲労筋力低下、頭痛、皮膚の蒼白、口や舌の痛みなどがみられる。重症の葉酸欠乏では白血球や血小板も低下する場合がある。[1][2]

診断

血算や葉酸濃度の血液検査で評価する。葉酸欠乏性貧血では赤血球が大きくなる巨赤芽球性変化がみられる。[1][2]

治療

原因を確認したうえで葉酸を補充し、緑葉野菜、柑橘類など葉酸を含む食品を増やす。吸収障害がある場合は長期的な補充が必要になる場合がある。[1]

関連項目

葉酸ビタミンB12欠乏性貧血貧血を参照。

エビデンス・科学的評価

葉酸欠乏性貧血は、原因を治療しながら葉酸を補充すると改善することが多い。[1]

安全性・注意点

妊娠中の葉酸不足は胎児の脳・脊髄の発達に関わる神経管閉鎖障害のリスクにつながる。妊娠可能な人の葉酸摂取は重要である。[1][2]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Folate-Deficiency Anemia ↩本文
  2. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Folate Deficiency ↩本文

カテゴリ:栄養・食事 / 症状・疾患 / 血液

タグ:ビタミンB9 / 葉酸 / 貧血