仕組み
腎臓が正常に働いているとシスタチンCは適切に処理されるため、血中濃度が高い場合は腎機能低下を示す可能性がある。[1]
利用
クレアチニンを用いたeGFRだけでは腎機能の推定が難しい場合などに、シスタチンCを用いたeGFRが補助的に利用される。[1]
クレアチニンとの使い分け
通常のeGFRは血清クレアチニンを使って推定されるが、クレアチニンは筋肉量などの影響を受ける。腎機能の評価結果が明確でない場合や、高齢者、筋肉量が多い人などではシスタチンCを用いたeGFRが追加情報となることがある。[1]
検査方法
シスタチンCは腕の静脈から採取した血液で測定する。一般的な採血と同様に、穿刺部の軽い痛みやあざが生じることがあるが、通常は短時間で軽快する。[1]
値へ影響する要因
未治療の甲状腺疾患がある場合やステロイドを使用している場合などには、シスタチンCによる評価が正確でないことがある。[1]