概要
むちゃ食い症では、通常なら同じ状況で食べる量を明らかに超える食事を、制御できない感覚とともに短時間で繰り返す。DSM-5-TRでは、原則として週1回以上の発作が3か月続き、強い苦痛を伴うことが診断の要素となる。[1]
特徴
通常より速く食べる、不快になるまで食べる、空腹でなくても大量に食べる、恥ずかしさから一人で食べる、食後に嫌悪感・抑うつ・罪悪感を抱くなどがみられる。神経性過食症にみられる定期的な嘔吐や下剤使用、過度な運動などの代償行動は特徴としない。[1]
評価
発作の頻度、食行動の引き金、食後の感情、体重・身体合併症、うつや不安、物質使用などの併存症を評価する。肥満がある人すべてにむちゃ食いがあるわけではなく、他の摂食障害との鑑別が必要である。[1]
治療
認知行動療法や対人関係療法が推奨され、心理療法を利用できない、希望しない、または十分反応しない場合にはリスデキサンフェタミンやSSRIなどの薬物療法が検討される。体重管理を目的とした行動療法も用いられる。[1]
診断上の特徴
むちゃ食い症では、通常より明らかに多い量を短時間に食べるエピソードが少なくとも週1回、3か月続き、排出行為や過度な運動などの代償行動を伴わないことが特徴である。速く食べる、苦しくなるまで食べる、空腹でなくても大量に食べる、恥ずかしさから一人で食べる、食後に嫌悪感・抑うつ・罪悪感を抱くといった特徴がみられる。[1]