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ACTH検査

2026年8月15日 03:54 / 雨崎ハーリィ に保存された版

ACTH検査は、血液中の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を測定する検査である。ACTHは下垂体から分泌され、副腎にコルチゾールを作るよう働きかけるため、ACTHとコルチゾールを組み合わせて下垂体や副腎の異常を評価する。[1]

概要

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は、脳の下垂体から分泌され、副腎にコルチゾールの産生を促すホルモンである。ACTH検査は通常、血液中のACTH濃度を測定し、コルチゾール検査と組み合わせて解釈する。[1]

調節の仕組み

通常、血中コルチゾールが低下するとACTHが増えて副腎を刺激し、コルチゾールが高くなるとACTHは低下する。この調節には視床下部、下垂体、副腎が関わっている。[1]

主な利用

ACTH検査は、クッシング病・クッシング症候群、アジソン病、下垂体機能低下症など、コルチゾールの過不足に関係する病態の診断や評価に用いられる。高ACTH・高コルチゾール、高ACTH・低コルチゾール、低ACTH・高コルチゾールなど、ACTHとコルチゾールの組み合わせが原因の推定に役立つ。[1]

検査方法

静脈採血で行われる。ACTHには日内変動があり、検体はACTHが高くなりやすい早朝に採取されることがある。絶食や薬の調整が必要な場合があるため、検査前の指示に従う。[1]

エビデンス・科学的評価

ACTHとコルチゾールを同時に評価することで、異常なコルチゾール濃度が下垂体、副腎、その他の原因のどこに由来するかを絞り込む手掛かりになる。異常値だけで確定診断できるとは限らず、画像検査や刺激試験など追加検査が必要な場合がある。[1]

安全性・注意点

採血による痛みや皮下出血が起こることがあるが、一般に採血のリスクは小さい。薬は自己判断で中止せず、検査前の服薬調整は医療者の指示に従う必要がある。[1]