「受け継がれる宝玉」や「隣の芝刈り」により「サイレントバーニング」を墓地へ送り、そのサーチ効果を使ってサイレントマジシャンを手札に加える構築などいろいろなデッキを試しましたが、
それらの勝率は伸び悩むものでした。
結果、デッキ枚数は20枚に極限まで近づけ、サイマジを素引きする構築にすべきだという結論に至りました。
そしてデッキのほとんどがモンスターと魔法で埋まる以上罠カードの枠はなく、
最も単体でのカードパワーの高い「狡猾な落とし穴」に白羽の矢が立った、というわけです。
とはいえ狡猾じゃなきゃだめ、というわけではなくサイマジ魔導のミラー対策にカナディアあたりを入れても面白いかもしれません。
その他の罠カードは入れると勝率は下がるでしょう。ハマった時の爆発力は上がるかもしれませんが連勝数がモノを言うランク戦にはオススメしません。
各デッキ相手の立ち回り
さて長々カードの採用意図について語ってきましたが、続いてはサイマジ魔導による現環境の各デッキへの対策を記したいと思います。
Konami Digital Entertainment,アプリ「デュエルリンクス」より引用
対コアキメイル
サイマジレベル8の3500という攻撃力を超えるモンスターはコアキメイルにはいません。他のデッキでも同様ですが。
つまり相手はメインフェイズの内にサイマジレベル8をなんとか引きずり出し、除去する必要があるわけです。
ではこちらはどうするか、というとそれをさせなければ良いだけです。
コアキメイルでサイマジレベル8を除去するのは十中八九コアキメイルマキシマムです。
つまりこのコアキメイルマキシマムの破壊効果をサイマジレベル8に当てさせなければそれでこちらの勝利。
例えばサイマジレベル4が場にいる状態でコアキメイルマキシマムを出されても何も怖くはありません。
サイマジレベル4を破壊してもサイマジレベル8が出てくる上にマキシマムの破壊効果は1ターンに1度しか発動できないため、
出てきたサイマジレベル8を処理できないからです。
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