【鼻マスク】マスク着用による新型コロナウイルス対策の効果と「鼻出しマスク」のリスクについての検討【感染予防】

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みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。
今回はマスクについて。

マスクについて

前置き

新型コロナウイルスの流行を中心に取り沙汰される「マスクの着用」問題。
みなさんもニュースなどで、あるいは実際に家族や友人間で議論を交わしたシーンを目撃された方もおられるのでは。
「新型コロナ対策としてマスクは有効なのだから着用は必須」という内容が流れるも、
一方でマスクの効果に懐疑的な方も一定数存在します。
またニュースではたびたび「マスク着用の要請に従わなかったお客さんがその施設から退去させられた」という報道もなされ、
マスクが我々の生活の一部になってきた、という感じも強まってまいりました。

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さて、今回は改めて「マスクは新型コロナ対策としてどの程度有効なのか」「マスクの着用はどの程度しっかりすべき?鼻マスクは?」などの点を見ていきたいと思います。

マスクは「ウイルスの拡散」と「ウイルスの吸い込み」を抑えるはたらき

さて、そもそもマスクは新型コロナウイルス対策としてどの程度有効なのでしょうか。
「マスクの必要・不要」という議論の一部根幹にも関わるこの点、
今回は東京大学が行った実験を参考に、その効果がどれほどなのか、という点を見ていきましょう。

新型コロナウイルス対策におけるマスクの着用効果を調査する実験が
東京大学医科学研究所の河岡義裕教授と植木紘史特任助教らのグループにより行われ、
その結果が発表されたわけですが、
その内容がこちら。

【環境】ウイルスが漏れ出さないように設計された実験室

【状態】新型コロナウイルスを含んだ飛まつを出すマネキンと、呼吸を再現して空気を吸い込むマネキンを向かい合わせになっている

【疑問】この状態で二つのマネキンのどちらかが、あるいは両方がマスクをした場合、
新型コロナウイルスはどの程度吸い込まれるのか?

はい、人間と同じ呼吸やウイルス入りの飛沫を再現して作られたマネキンを利用した今回の実験。
「マスクはウイルスを防ぐもの」というのは、当たり前の認識のようでいて、そもそもの論点になることもある大事な前提部分です。
ある程度ウイルスを防ぐことが出来るのか?
防げるとしたらどの程度?
では結果を見ていきます。

【結果】

①吸い込む側だけがマスクを着用した場合

布マスクでは:17%減
サージカルマスクでは:47%減
N95(医療用マスク)では:79%減

②飛沫を出す側だけがマスクを着用した場合

布マスクやサージカルマスクでは:70%以上減

マスクの着用によりウイルスの吸い込みがどの程度抑えられたのか、マスクの種類別に結果が発表されました。

全く効果が見られなかった、という結果にはならず、
マスク着用はウイルスの吸い込み抑制効果が期待できる、として良いでしょう。
特に飛沫を出す側がマスクを着用した場合には、相手がマスクを着用していなくても実に70%以上吸い込みを抑えることが出来ています。

そしてもう一つ、
マスクの種類によって抑えられる割合が10%台後半〜80%近く、とかなり振れ幅が大きいこともわかりました。
布マスクも効果がないわけではありませんが、ウイルスの吸い込みという点に関してはサージカルマスクやN95(医療用マスク)がより効果的であることがわかります。

ただ元の記事内でも触れられている通り、両方がマスクを着用した場合でも効果はあるものの、ウイルスの吸い込みは完全に防ぐことはできなかった、とのことで、
マスク着用は新型コロナ予防として有効ではあるものの、「マスクを着用すれば大丈夫」と気を抜かず、
マスク以外にも十分な対策が必要ということがわかります。

NHK NEWS WEB「マスクでウイルス拡散抑え吸い込み減らす効果 東京大など確認」【https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/amp/k10012674851000.html】より引用

鼻出しマスクはアリ?

続いては、街でもよく見かけられる「マスクはしているものの鼻は露出している」ケースについて。
マスクに慣れていないがために鼻まで覆うことの抵抗感や、鼻による呼吸を快適なものにしたい、という想いから
半ば無意識にマスクを下にずらされる方が多いかと思います。

ではこの鼻マスク、新型コロナ対策として問題ないのでしょうか?

NHKの取材にて、聖路加国際病院の感染管理の専門家、坂本史衣さんがお話されている内容をもとに見ていくと、

「鼻を出した状態でマスクを着用するのは感染対策として適切ではない」
「人は一度に吸う空気の実に9割を鼻から取り込んでいるため、鼻を出したままのマスク着用では感染リスクが大きく高まる」

とのこと。

吸った空気の9割が鼻から、ということはマスクによる感染予防効果もその9割には網掛けされないようなもので、
やはり感染防止としては有効ではなく、
「せっかくマスクをしているのに…」という結果になりかねません。

また先程取り上げた実験でも見られた内容ですが、
人が出した飛沫を吸い込む恐れというのは一定数あります。
マスクを完璧に着用している状態でも過信は出来ない状態において、
わざわざ鼻を出すのはやはり感染対策の穴になってしまう可能性が大きいことになります。

また、自分の鼻からも飛沫が出ているため、それを他の人に飛ばすのを抑える意味でも、
マスクは鼻も含めて覆うのが効果的と言えます。

NHK NEWS WEB 「鼻出してマスクを着用 問題は?専門家に聞く」【https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2021/01/0115.html】より引用

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