進め方
共有意思決定では、患者の希望、価値観、目標を明確にし、それらと臨床上の情報や推奨を組み合わせて選択肢を検討する。選択肢には、状況によっては「何もしない」「経過をみる」ことも含まれる。[1]
対象となる場面
複数の合理的な選択肢がある治療や検査など、患者の価値観によって最適な選択が変わり得る重要な意思決定で用いられる。[1]
継続的な過程
共有意思決定は一度の説明で完結するとは限らず、診察中だけでなく診察の間にも続くことがある。状態や希望の変化に応じて、決定を見直すことも含まれる。[1]
患者と医療者の役割
共有意思決定は、医療者が一方的に選択肢を決める方法でも、患者へ判断を丸投げする方法でもない。患者・家族・医療者が協力し、臨床情報と本人の価値観・目標を組み合わせて、本人にとって妥当な選択を探す過程である。[1]