横紋筋融解症

最終更新:2026年8月20日

横紋筋融解症は、骨格筋が壊れて筋細胞内の物質が血液中へ放出され、腎障害や電解質異常を引き起こし得る病態である。[1]

原因・仕組み

損傷した筋肉からミオグロビンなどが血中へ放出され、ミオグロビン由来の物質が腎臓を傷つけることがある。外傷・圧挫、激しい運動、高温・低温、けいれん、脱水、感染、一部の薬物や薬剤など多様な原因がある。[1]

症状・検査

筋肉痛、圧痛、筋力低下、全身のだるさ、暗赤色またはコーラ色の尿、尿量減少などがみられることがある。CK、腎機能、電解質、尿中ミオグロビンなどを調べる。[1]

治療

腎障害を防ぐため輸液などを行い、電解質異常腎不全を治療する。重症では透析が必要となる場合がある。[1]

腎障害との関係

細胞が壊れるとミオグロビンなどの内容物が血中へ流出し、腎臓に負担をかけて急性腎障害を起こすことがある。治療では原因への対応に加えて十分な輸液を行い、腎機能、電解質、尿量を監視することが重要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

横紋筋融解症では筋壊死によって放出されるミオグロビンが腎障害を起こすことがあり、早期治療によって永久的な腎障害のリスクを減らせる。[1]

安全性・注意点

激しい筋肉痛や筋力低下に暗色尿・尿量減少が伴う場合は早急な医療評価が必要である。高カリウム血症や急性腎不全など重篤な合併症を生じ得る。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Rhabdomyolysis ↩本文

カテゴリ:救急 / 筋肉 / 腎臓

タグ:CK / 急性腎障害 / 筋障害

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