吸気
息を吸うと横隔膜が収縮して下がり、肋骨の間の筋肉も働いて胸腔が広がる。肺が拡張すると、鼻や口から入った空気が気管、気管支を通って肺胞へ届く。[2]
ガス交換
肺胞では、酸素が薄い肺胞壁を通って毛細血管へ入り、赤血球に取り込まれる。同時に二酸化炭素が血液から肺胞へ移る。[1][2]
呼気
息を吐くと横隔膜や肋間筋が緩み、胸腔が小さくなる。肺から二酸化炭素を含む空気が気管を通って鼻や口から外へ出る。[2]
呼吸運動
吸気では横隔膜が収縮して下方へ移動し、肋間筋も胸郭を広げる方向に働く。呼気ではこれらの筋が弛緩して胸腔容積が小さくなり、安静時には主に受動的に空気が肺から排出される。運動時には腹筋なども呼気に関与する。[2]
全身への酸素供給
肺胞で血液に取り込まれた酸素はヘモグロビンと結合し、肺静脈から左心系を経て全身へ運ばれる。細胞で生じた二酸化炭素は血液で右心系へ戻り、肺動脈から肺へ運ばれて呼気中へ排出される。[2]