紅麹(レッドイーストライス)

最終更新:2026年8月13日

紅麹(レッドイーストライス)は、主にMonascus purpureusという菌を米に発酵させて作る食品・伝統的素材である。製品によっては、コレステロール低下薬ロバスタチンと同じ構造を持つモナコリンKを含む。[1]

成分

モナコリンKの含有量は菌株や発酵条件によって大きく異なる。米国で販売された28ブランドの調査では、2製品では検出されず、含有した26製品では1,200mg当たり0.09〜5.48mgと60倍を超える差があった。[1]

利用

モナコリンKを十分に含む製品は血中コレステロールを下げる可能性がある。一方、モナコリンKがほとんど含まれない製品が同様の効果を持つかは分かっていない。[1]

製品差

表示だけではモナコリンK量を把握できない場合があり、効果と安全性は製品ごとに大きく異なり得る。米国ではロバスタチンを強化・添加した製品は通常の栄養補助食品として合法的に販売できない。[1]

関連項目

コリンザクロリンを参照。

エビデンス・科学的評価

モナコリンKを相当量含む紅麹製品では、コレステロール低下などの効果がみられる可能性がある。ただし、その成分量が高い製品は薬理学的にロバスタチンと同様に作用し得る。[1]

安全性・注意点

モナコリンKを多く含む製品では、スタチン薬と同様に筋、腎臓、肝臓の障害や薬物相互作用が起こる可能性がある。腎毒性を持つシトリニンが混入した製品も報告されている。妊娠・授乳中の使用は推奨されない。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCCIH: Red Yeast Rice ↩本文

カテゴリ:栄養・食事 / 自然物・栄養

タグ:コレステロール / サプリメント / モナコリンK