胸膜の役割
胸膜は薄い組織の二層からなり、その間には少量の液体がある。この液体により、呼吸時に胸膜同士が滑らかに動く。[1]
主な病態
胸膜炎は胸膜の炎症で、呼吸時に鋭い痛みを起こす。胸水は胸膜腔に余分な液体がたまる状態である。[1]
気胸は胸膜腔に空気やガスがたまる状態、血胸は血液がたまる状態である。[1]
原因と治療
胸膜炎ではウイルス感染が一般的な原因で、胸水ではうっ血性心不全が一般的な原因である。気胸はCOPD、結核、急性肺障害などの肺疾患で起こり、血胸は胸部外傷で起こることが多い。[1]
治療では胸膜腔の液体、空気、血液を除去し、症状を和らげ、原因となる病気を治療する。[1]
関連項目
気胸、結核、クループ胸膜腔にたまるものによる分類
胸膜腔に余分な液体がたまると胸水、空気やガスがたまると気胸、血液がたまると血胸となる。胸膜炎は胸膜そのものの炎症で、呼吸に伴う鋭い胸痛を起こしやすい。[1]
原因と治療の考え方
胸膜炎ではウイルス感染、胸水ではうっ血性心不全が代表的な原因であり、血胸は胸部外傷で起こることが多い。治療では胸膜腔にたまった液体・空気・血液を必要に応じて除去し、同時に原因疾患を治療する。[1]