原因
原因を特定できない場合も多いが、ウイルス、細菌、まれに真菌による感染、自己免疫疾患、がん、腎不全、結核、心筋梗塞、心臓手術や胸部外傷、一部の薬剤、胸部への放射線治療などが原因になることがある。[1]
症状
胸痛はほぼ常にみられ、首、肩、背中、腹部へ広がることがある。深呼吸や仰向けで悪化し、座って前かがみになると軽くなることが多い。発熱、悪寒、発汗、むくみ、空咳、疲労などを伴う場合もある。[1]
検査
診察では心膜摩擦音が聞かれることがあり、心膜液の貯留を伴うこともある。胸部X線、心エコー、心電図、CT、MRIなどの画像・心臓検査に加え、原因を調べるための血液検査が行われることがある。[1]
治療
非ステロイド性抗炎症薬とコルヒチンが痛みや炎症を抑えるために用いられることが多い。細菌感染には抗菌薬、真菌感染には抗真菌薬が用いられ、心膜液が心臓の働きを妨げる場合には穿刺で液を排出する処置や手術が必要になることがある。[1]
関連項目
狭心症、全身性エリテマトーデス(SLE)、胸痛を参照。