骨盤底筋訓練は、膀胱、子宮、腸などを支える骨盤底筋を意識的に収縮・弛緩させ、筋力を高める運動である。尿失禁や便失禁の改善に用いられる。[1]
対象
女性の腹圧性尿失禁、前立腺手術後などの男性の腹圧性尿失禁、便失禁などで推奨される。男女ともに尿や便のコントロール改善を目的に行われる。[1]
方法
尿を途中で止めるときに使う筋肉を目安に骨盤底筋を確認し、その筋肉を収縮して保持した後に弛緩する運動を繰り返す。実際の排尿中に毎回訓練することは勧められていない。[1]
実施上の注意
腹筋、臀部、大腿の筋肉を代わりに強く使わず、呼吸を止めないことが重要である。正しい筋肉を特定できない場合は医療者や理学療法士などの指導が役立つ。[1]
関連項目
尿失禁、
神経因性膀胱、
水中運動
正しい筋肉の使い方
骨盤底筋訓練では、排尿や排便を我慢するときに使う筋群を収縮させ、腹筋、殿筋、大腿筋はできるだけ力ませない。筋肉の位置が分かりにくい場合は、理学療法士による指導やバイオフィードバック、電気刺激が補助となる。[1]
訓練量
資料では骨盤底筋を約10秒収縮し、約10秒弛緩する動作を10回、1日3〜5回行う方法が示されている。効果は数週間から数か月かけて現れることがあり、過度な反復は筋疲労によって尿漏れを悪化させる場合がある。[1]
エビデンス・科学的評価
骨盤底筋訓練は尿失禁や便失禁の保存的治療として用いられ、正しい筋肉を反復して収縮させることが基本となる。[1]
安全性・注意点
排尿のたびに尿を止める訓練を続けることは避け、痛みや排尿困難がある場合は方法を見直す必要がある。[1]
知識マップ
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骨盤底筋訓練
骨盤底筋訓練は、膀胱、子宮、腸などを支える骨盤底筋を意識的に収縮・弛緩させ、筋力を高める運動である。尿失禁や便失禁の改善に用いられる。
泌尿器・運動・身体療法
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