神経因性膀胱

最終更新:2026年8月13日

神経因性膀胱は、脳、脊髄、末梢神経の病気や損傷によって膀胱の蓄尿・排尿制御がうまく働かなくなる状態である。[1]

概要

膀胱では脳と神経、膀胱の筋肉が協調して尿をため、適切な時に排出する。神経が病気や外傷で損なわれると、膀胱が適切に収縮・弛緩できなくなり、神経因性膀胱が生じる。[1]

症状

頻尿、少量ずつの排尿、尿失禁、残尿感、尿閉、膀胱が満杯になった感覚が分かりにくいなど、過活動型と低活動型の両方の症状が起こり得る。[1]

治療

治療には膀胱機能を調整する薬、骨盤底筋訓練、排尿記録、間欠導尿や留置カテーテル、ボツリヌス毒素、神経刺激、必要に応じた手術などが用いられる。[1]

関連項目

尿失禁骨盤底筋訓練水腎症を参照。

エビデンス・科学的評価

治療は膀胱機能の型に応じて、薬物療法、導尿、リハビリテーション、神経刺激や手術などを組み合わせる。[1]

安全性・注意点

尿閉、尿路感染症、膀胱内圧上昇による腎障害などを起こすことがある。まったく排尿できない場合は速やかな医療評価が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Neurogenic bladder ↩本文

カテゴリ:泌尿器 / 症状・疾患 / 神経

タグ:排尿障害 / 神経因性膀胱 / 膀胱