感染経路
HIVは特定の体液を介して広がり、主な感染経路には避妊具や予防・治療薬を用いない性行為、注射針の共有、感染者の血液との接触、妊娠・出産・授乳による母子感染がある。[1]
症状と経過
感染初期には発熱、悪寒、発疹、寝汗、筋肉痛、咽頭痛、疲労、リンパ節腫脹、口内炎などインフルエンザ様症状が出ることがある。その後、無症状の慢性感染期を経て、未治療ではAIDSへ進行することがある。[1]
診断
HIV感染の有無は血液検査などで調べる。感染初期や慢性感染期に症状がないこともあるため、感染リスクがある場合は検査が重要となる。[1]
治療
HIVを根治する治療は確立していないが、抗レトロウイルス療法(ART)によってウイルスを抑え、慢性疾患として管理できる。ARTは他者への感染リスクも低下させる。[1]
予防
コンドーム、注射器具を共有しないこと、曝露前予防(PrEP)、曝露後予防(PEP)などが感染予防に用いられる。PEPは感染機会から72時間以内に開始する必要がある。[1]