かぜ(普通感冒)

最終更新:2026年8月13日

かぜ(普通感冒)は、鼻やのどなどの上気道に起こる軽いウイルス感染症である。200種類を超えるウイルスが原因となり、ライノウイルスが最も一般的である。[1]

概要

普通感冒は非常に一般的な上気道感染症であり、季節を問わず起こる。成人では平均して年2〜3回、子どもではさらに多くみられる。[1]

感染

原因ウイルスは、空気中の飛沫や人との近い接触、ウイルスが付着した物に触れた手で目・口・鼻に触れることなどで広がる。[1]

症状

主な症状は、くしゃみ、鼻づまり鼻水のどの痛み、咳、頭痛である。感染後数日で始まり、一部の症状は10〜14日続くことがある。[1]

治療

普通感冒そのものを治す治療はなく、休養、水分補給、加湿、生理食塩水の点鼻、症状に応じた市販薬などが用いられる。抗菌薬はウイルス感染である普通感冒には効果がない。[1]

予防

手洗い、洗っていない手で顔に触れないこと、感染者との近い接触を避けること、よく触れる場所の清掃、咳やくしゃみを覆うことなどが感染拡大の予防に役立つ。[1]

関連項目

COVID-19結核を参照。

エビデンス・科学的評価

参考文献では、普通感冒の原因は多数のウイルスであり、抗菌薬はウイルス性の普通感冒には有効でないことが明示されている。[1]

安全性・注意点

呼吸困難、脱水、4日を超える発熱、10日を超えて改善しない症状、いったん改善した後の再悪化などは医療評価が必要な目安とされる。子どもや若年者へのアスピリン使用にも注意が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Common Cold ↩本文

カテゴリ:呼吸 / 感染症 / 症状・疾患

タグ:かぜ / ウイルス / 上気道