大腸がんは、結腸または直腸の組織から生じるがんである。結腸に生じるものを結腸がん、直腸に生じるものを直腸がんと呼び、両者をまとめて大腸がんと呼ぶ。[1]
リスク
加齢、大腸がんや腺腫の本人・家族歴、家族性大腸腺腫症やLynch症候群、長期間の潰瘍性大腸炎やCrohn病、喫煙、多量飲酒、肥満などがリスクと関連する。[1]
症状
初期には症状がないことがある。便通の変化、便が細くなる、血便、腹部膨満やけいれん、原因不明の体重減少、疲労などがみられることがある。[1]
検診と診断
便検査、内視鏡検査などのスクリーニングは、症状がない段階でがんや前がん病変を見つけるために用いられる。異常がある場合は大腸内視鏡や生検などで確定診断を行う。[1]
治療
結腸がんでは手術、化学療法、放射線療法、標的治療、免疫療法などが用いられる。直腸がんでも手術、放射線、化学療法、標的治療、免疫療法などを病状に応じて組み合わせる。[1]
関連項目
潰瘍性大腸炎、
食道がん、
胆管がんを参照。
エビデンス・科学的評価
大腸がんはスクリーニングによって症状が出る前に発見できる場合があり、前がん病変である一部のポリープを除去することは予防にもつながる。治療は部位と進行度に応じて選択される。[1]
安全性・注意点
大腸がんは初期に無症状のことがあるため、症状の有無だけでは否定できない。血便や持続する便通変化がある場合は、痔など他の原因も含めて医療評価が必要となる。[1]
カテゴリ:がん / 消化器 / 症状・疾患
タグ:大腸 / 直腸 / 結腸