水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症であり、人から人へ非常に広がりやすい。かゆみを伴う発疹が水疱になり、やがてかさぶたへ変化するのが代表的な経過である。[1]
症状
発疹は顔、胸、背中に現れ、その後全身へ広がることが多い。発熱、頭痛、疲労、食欲低下を伴うことがあり、多くは軽症で5〜10日ほど続く。[1]
経過
感染後、ウイルスは通常体内に残る。水痘を再び発症することは多くないが、体内に残ったウイルスが成人になって帯状疱疹を起こすことがある。[1]
治療と予防
かゆみに対してカラミンローションやオートミール浴が用いられ、発熱にはアセトアミノフェンが使用される。成人、乳児、10代、妊婦、免疫機能が弱い人は重症化しやすく、抗ウイルス薬が必要になる場合がある。水痘ワクチンは多くの水痘を予防し、発症しても重症度を下げることがある。[1]
関連項目
手足口病、
突発性発疹(ロゼオラ)、
帯状疱疹を参照。
エビデンス・科学的評価
水痘は多くの場合軽症であるが、成人、乳児、10代、妊婦、免疫機能が弱い人では重症化しやすい。[1]
安全性・注意点
水痘にアスピリンを使用するとライ症候群を起こす可能性があるため、アスピリンは使用しない。重症化リスクが高い人では抗ウイルス薬が必要になることがある。[1]