帯状疱疹

最終更新:2026年8月13日

帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こる感染症で、通常は体や顔の片側に痛みを伴う水疱性の発疹が現れる。[1]

発症の仕組み

水痘にかかった後もVZVは体内に残り、加齢免疫機能低下などを背景に再活性化して帯状疱疹を起こすことがある。[1]

症状

発疹の数日前から灼けるような痛み、刺すような痛み、しびれかゆみなどが出ることがある。その後、通常は左右どちらか一方に帯状の水疱が現れ、7〜10日ほどでかさぶたになる。[1]

感染性

帯状疱疹そのものが人から人へうつるわけではないが、水疱内容液に直接触れた水痘未感染・未接種者は水痘を発症することがある。[1]

治療

抗ウイルス薬は発症期間と重症度を軽減し、帯状疱疹後神経痛の予防にも役立つことがある。発疹出現後3日以内など早期に開始するほど効果が得られやすい。鎮痛薬も症状管理に用いられる。[1]

予防

帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹とその合併症の予防に用いられる。[1]

関連項目

水痘帯状疱疹後神経痛発疹を参照。

エビデンス・科学的評価

抗ウイルス薬は帯状疱疹の経過を短くし重症度を下げる可能性があり、発疹出現後早期の開始が重要となる。ワクチンは発症と合併症の予防に用いられる。[1]

安全性・注意点

眼の周囲に帯状疱疹が起こると視力障害につながることがあり、耳周囲では聴力や平衡感覚、顔面筋の問題を伴う場合がある。帯状疱疹後神経痛は代表的な合併症である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Shingles ↩本文

カテゴリ:感染症 / 症状・疾患 / 皮膚 / 神経

タグ:水痘帯状疱疹ウイルス / 皮疹 / 神経痛