仕組みと誘因
毛髪には成長期と休止期などの毛周期があり、強い身体的ストレスなどによって多くの毛が休止期へ移ると、数か月後に目立つ脱毛として現れる。発熱性疾患、重い感染、手術、外傷、出産後のホルモン変化、甲状腺機能低下、極端な食事制限、鉄欠乏、薬剤などが誘因となり得る。[1]
症状・評価
多くは頭皮全体に急に抜け毛が増え、明らかな瘢痕は生じない。誘因は脱毛開始の1〜6か月前に存在することがあり、病歴と診察が診断の中心となる。必要に応じて甲状腺機能や鉄欠乏などを検査する。[1]
経過
急性の休止期脱毛は自然に改善することが多く、原因となる疾患や栄養・ホルモン異常、薬剤などを是正すると毛周期が回復していく。[1]