概要
脳は中枢神経系の大部分を占め、頭蓋腔内に位置する。思考や感情、記憶、外界の理解に関わるほか、身体の運動や感覚情報の処理にも関与する。[1][2]
主な構成
脳の主要な構成要素は大脳、小脳、脳幹である。大脳は最も大きく頭部上方を占め、小脳はその下方かつ後方に位置する。脳幹は小脳の下にあり、脊髄へと続いている。[1]
大脳と大脳皮質
大脳の外側には大脳皮質があり、灰白質とも呼ばれる。大脳皮質は複雑な思考や身体運動の制御に関わる。大脳は左右に分かれ、神経線維を介して互いに連絡している。[1]
前頭葉は随意運動の制御や感情反応・表現に関わる。頭頂葉には味覚に関わる領域があり、側頭葉は音の処理、学習、記憶、感情に関与する。後頭葉は視覚情報を分析・処理する。[1]
小脳と脳幹
小脳は、複雑な動きを自動的に行うための運動プログラムに関わる。脳幹は脳と脊髄をつなぐ重要な部位であり、中脳、橋、延髄などから構成される。[1]
延髄は、睡眠中や意識がない状態でも続く心拍、呼吸、血圧などの調節に関与する。[1]