低ナトリウム血症

最終更新:2026年8月13日

低ナトリウム血症は、血液中のナトリウム濃度が正常より低い状態である。重症になると脳細胞の腫脹によってけいれん、意識障害、昏睡などを起こすことがある。[1]

概要

ナトリウム血圧維持や神経・筋肉などの働きに必要な電解質である。低ナトリウム血症では水とナトリウムのバランスが崩れ、細胞内に水が移動して細胞が腫れる。[1]

原因と症状

原因には下痢嘔吐、利尿薬、心不全腎疾患肝硬変、SIADH、発汗などがある。症状は頭痛疲労、吐き気、筋力低下、混乱、けいれんなどで、脳は特に影響を受けやすい。[1]

検査と対応

血液と尿のナトリウム、浸透圧などを測定して原因を評価する。治療は原因と型に応じて、静脈内輸液、薬物治療、水分制限などが行われる。[1]

関連項目

脱水症高カリウム血症糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)を参照。

エビデンス・科学的評価

診断には血液・尿中ナトリウムや浸透圧などが用いられ、治療は原因と病型に応じて調整される。[1]

安全性・注意点

急速に進行する低ナトリウム血症や重症例では意識低下、けいれん、脳ヘルニア、死亡に至る可能性がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Low blood sodium ↩本文

カテゴリ:代謝 / 救急 / 症状・疾患

タグ:ナトリウム / 低ナトリウム血症 / 電解質