頸椎症

最終更新:2026年8月13日

頸椎症は、首の骨、椎間板、関節に加齢や長年の負担による変性が起こる状態で、慢性的な首の痛みの原因となる。進行すると神経根や脊髄を圧迫することがある。[1]

原因

加齢と頸椎への慢性的な負荷が主な原因で、椎間板や関節の変性、骨棘形成などが起こる。過去の頸部外傷、重労働、肥満、運動不足、椎間板障害なども関連する。[1]

症状

首や肩甲骨周囲の痛み、首のこわばり、肩や腕のしびれ・異常感覚、後頭部の頭痛などがみられる。神経や脊髄の圧迫が進むと、腕や手の筋力低下、手先の不器用さ、歩行やバランスの障害などが現れることがある。[1]

検査

診察で首の動き、筋力、感覚などを確認し、X線、MRI、CTなどで頸椎の変化や神経圧迫を評価する。神経根機能を調べるため筋電図や神経伝導検査を行うこともある。[1]

治療

理学療法、ストレッチや筋力訓練、鎮痛薬、温冷罨法などの保存的治療が用いられる。症状が強い場合には薬物療法を追加し、運動機能や感覚の低下など神経障害が進行する場合は手術が検討される。[1]

関連項目

頸部痛頭痛脱臼を参照。

エビデンス・科学的評価

参考文献では、頸椎症の多くは非手術治療で症状を管理できる一方、神経や脊髄の圧迫による機能障害がある場合には手術が必要になることがあるとされる。[1]

安全性・注意点

新たな運動・感覚障害、歩行障害、尿や便のコントロール障害が出た場合は脊髄圧迫の可能性があり、速やかな医療評価が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Cervical Spondylosis ↩本文

カテゴリ:疼痛 / 症状・疾患 /

タグ:変性 / 頸椎 /