概要
主要構成には尾状核、被殻、淡蒼球、黒質、視床下核などが含まれ、皮質・視床との回路を形成する。線条体は皮質からの入力を受け、複数の経路を介して運動出力を調節する。[1]
構造と機能
直接路と間接路などの回路が適切な運動を促進し、不適切な運動を抑える方向に働く。ドーパミンはこれらの回路調節に重要である。[1]
直接路と間接路
線条体から淡蒼球内節・黒質網様部へ向かう直接路は運動を促進する方向に、淡蒼球外節と視床下核を経由する間接路は運動を抑制する方向に働く古典的な回路として説明される。両者は実際の運動時に協調して活動する。[1]
ドーパミンによる調節
黒質緻密部から線条体へ投射するドーパミンはD1系受容体を介して直接路を促進し、D2系受容体を介して間接路を抑える方向に作用する。パーキンソン病ではこのドーパミン入力の低下が運動症状に関係する。[1]