概要
視床は左右一対で第三脳室の両側に位置し、多数の核に分かれる。各核は特定の大脳皮質領域や小脳、基底核、脳幹などと連絡する。[1]
構造と機能
嗅覚を除く多くの感覚情報は視床を経由して大脳皮質へ送られる。運動系では小脳・基底核からの情報を運動皮質へ中継し、認知・情動・覚醒にも関わる。[1]
大脳への中継
視床は間脳に位置し、大脳皮質へ向かう多くの感覚情報や運動関連情報を中継・調整する。嗅覚を除く多くの感覚系が視床の核を経由して大脳皮質へ伝えられる。[1]
核ごとの役割
視床は複数の核に分かれ、視覚、聴覚、体性感覚、運動、辺縁系などと異なる回路を形成する。各核は特定の大脳皮質領域や皮質下構造と結び付いている。[1]
意識・注意との関係
視床は単なる受動的な中継点ではなく、覚醒、注意、認知、睡眠などにも関与する。病変部位によって感覚障害、運動症状、意識・認知の変化など多様な症状が生じ得る。[1]