Aマッソ
点数:86点
感想:
去年見せたスクリーンを使った漫才を進化させてきました。
何でもありの大会ならでは、狭義の漫才にもコントにも属さないネタでその試みや良し、だと思います。
ただ1本目のような鋭角をえぐるボケやツッコミがもっと見たかったなぁと。もっとエグいことが出来そうだなと思いながら見ていました。
「新しいことをやってる」「すごいギミックだね」という感想を超えるほどの、シンプルな面白さの部分がもっと出てくれれば…。
ペイズリー柄が浮遊し出すあの奇怪加減が好きだったので、
あのいかれた感じが他にももっとあると個人的にはより好きでした。
天才ピアニスト
点数:87点
感想:
かなりまとまった仕上がりのネタを披露してきましたね!優勝にかなり近づいたネタだったのではないでしょうか。
個人的には問答無用で笑わせるパンチ力がもうちょっと欲しかったところ。残すはひと組…!
オダウエダ
点数:90点
感想:
ストーカーのヤバさ加減が良くて個人的には最終決戦で一番好きでした。
カニのストーカーという設定のチープさ、しょうもなさは抜群のラインだったと思います。なんなんだよ本当にこの設定。
あんなにウケてたのにキューブのくだりのヤバさでお客さんの笑いが超速で消えたのもめちゃくちゃ面白かったです。
3組の中では一番設定は尖っているのですが、実は表笑いも裏笑いも網羅しており、
一番大会ウケするタイプのネタだと思いました。
さて結果の予想になりますが、本当に読めない。
特に天才ピアニストとオダウエダはどちらのコンビが勝っても負けても、個人的には納得です。
そして優勝へ
そしていよいよ優勝者が決定へ。
映えある第5代theW優勝者は…オダウエダさんです!おめでとうございます!!
正直3組の中では一番好き嫌いが分かれるタイプだと思いますが、それだけ自分の型がはっきりしている、あるいは強いパワーを持っていることの裏返しだと思います。
他の2組もあと1票、2票というところでかなり惜しい戦いとなりました。
ただ、特に天才ピアニストは平場の強さを改めて見せつけたのはないでしょうか。
三者三様、ネタも平場も違ってみんな露出が上がりそうですね。
改めて優勝のオダウエダさん、
そしてファイナリストの皆さん、
来年以降の更なる活躍・飛躍に期待したいと思います!
個人的な点数まとめ
90点:オダウエダ(1本目)、オダウエダ(2本目)
89点:Aマッソ(1本目)
88点:茶々
87点:ヨネダ2000、天才ピアニスト(2本目)
86点:TEAM BANANA、天才ピアニスト(1本目)、Aマッソ(2本目)
85点:紅しょうが
84点:スパイク
83点:女ガールズ
82点:ヒコロヒー
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