「湿地草原」や「下剋上の首飾り」を使い戦闘メインのデッキにするなら、
「スライム増殖炉」よりも「バージェストマ」を使った方が明らかに安定します。
そのため他の使い道を模索することにします。
戦闘ダメージを500減らしてくれる壁として使う
はい、先ほどはこの使い道を提示し、「リスクと報酬が見合っていない」としましたが、あくまでそれは一般的なデッキの場合。
このカードが他のあらゆるカードと比べ唯一秀でている点は
「維持さえ出来ればこのカード一枚で無限にモンスターを供給してくれる」という点です。これを生かさない手はありません。
先ほど出た「戦闘向きのデッキにするならバージェストマの方を採用した方がいい」という結論も併せて考えると、
「基本的にモンスターを場に出す必要がなく」、「戦闘ダメージによる勝利を必要としない」デッキでこそ、このカードは輝く、ということですね。
つまり「魔法罠カードが中心となる、デッキ切れ狙いの害悪デッキ」です。
デッキ構築する上での工夫
しかしただ闇雲にこのカードを組み込めばいい、というわけではありません。
なんせこのカードを1枚発動するだけで魔法罠ゾーンは残り2枚しか伏せることができません。
「魔法罠を複数枚伏せて相手の攻撃を凌ぐ」事が基本戦術になる害悪デッキにとって、最大2枚しか伏せられなくなるのは致命的。
となると魔法罠ゾーンにばかり頼っていられません。
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