概要
甲状腺結節は甲状腺内にできる離れた病変で、単発、多発、嚢胞性、充実性などさまざまである。非常に一般的で、多くは臨床的に問題のない良性病変である。[1]
初期評価
病歴と診察に加え、まずTSHを測定し、甲状腺超音波で結節の大きさや構造を確認する。TSHが低い場合は自律性にホルモンを作る結節かどうかをシンチグラフィで評価することがある。[1]
悪性リスクの評価
超音波では微小石灰化、不整な辺縁、低エコー、縦長形状などが悪性を疑う所見となる。大きさと超音波所見、患者背景を合わせて穿刺吸引細胞診(FNA)の必要性を判断する。[1]
管理
FNAで良性なら多くは超音波で経過観察する。判定不能や中間的な所見では再検や分子検査などを検討し、悪性または悪性疑いでは外科治療が中心となる。[1]