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脊椎すべり症

2026年8月20日 04:46 / 雨崎ハーリィ に保存された版

脊椎すべり症は、ある椎骨がその下の椎骨に対して前方へずれた状態である。[1]

原因

小児では腰椎と仙骨の境界付近の先天的な構造や外傷が関係することがあり、スポーツで腰を繰り返し反らすことで疲労骨折が生じ、椎骨がずれることもある。成人では関節や骨の加齢性変化が代表的な原因である。[1]

症状

無症状のこともあるが、腰痛、腰のこわばり、ハムストリングの緊張、殿部や大腿の痛み・しびれ、下肢の筋力低下などがみられることがある。[1]

治療

ずれが軽い場合は腰部の柔軟性や筋力を改善する運動、活動の調整、装具、鎮痛、理学療法などが行われる。強い痛みが続く、ずれが大きい、下肢の筋力低下や膀胱・直腸障害がある場合には脊椎固定術などが検討される。[1]

病型

脊椎すべり症には、椎弓の一部に疲労骨折様の欠損がある分離性、加齢性変化に伴う変性性など複数の型がある。症状のない例もあるが、腰痛や神経圧迫による下肢症状が出る場合には、画像所見と症状を合わせて治療方針を決める。[1]

エビデンス・科学的評価

軽症では運動療法や活動調整で改善することが多いが、神経症状や高度なずれを伴う場合には外科治療が必要になることがある。[1]

安全性・注意点

下肢の著しい筋力低下や排尿・排便のコントロール障害がある場合は神経圧迫を伴う可能性があり、速やかな医療評価が必要である。[1]