概要
医療におけるスピリチュアリティは、宗教的実践に限らず、内的な平安、つながり、人生の意味などの経験を含む概念として扱われる。宗教は特定の信念や実践の体系として区別され、宗教的でなくてもスピリチュアルな関心を持つ人はいる。[1]
医療での扱い
重い病気では、患者や家族が宗教やスピリチュアリティを対処資源として用いることがあり、医療者にそのニーズを理解してほしいと望む人もいる。対応は、通常の診療の中で医療者が話を聴く方法、本人の宗教者への相談、病院チャプレンへの紹介、支援グループの利用など複数の形をとる。[1]
評価
スピリチュアルな関心や苦痛の把握には、FICAやSPIRITなどの半構造化された聞き取り法、FACIT-Spなどの尺度が用いられることがある。評価では、信仰の有無だけでなく、意味や平安、つながり、苦痛の程度などを本人の背景に応じて確認する。[1]