概要
胃内容物によって十二指腸内が酸性になると、粘膜のS細胞からセクレチンが分泌される。膵管細胞などへ作用し、重炭酸に富む液体の分泌を促す。[1]
作用・特徴
セクレチンは胃酸による小腸粘膜への影響を和らげ、膵酵素が働きやすいpH環境の形成に関与する。医療では膵外分泌機能などの評価に利用される場合がある。[1]
分泌刺激
胃から酸性内容物が十二指腸へ入ると、十二指腸粘膜のS細胞からセクレチンが放出される。十二指腸内の水素イオンや脂肪酸が分泌調節に関与する。[1]
膵臓・胆道への作用
セクレチンは膵管系や胆道系で重炭酸と水の分泌を増やし、酸性の胃内容物を中和する。これにより膵アミラーゼや膵リパーゼなどの消化酵素が働きやすいpH環境が形成される。[1]
検査への利用
外因性セクレチンは、ガストリノーマを評価するセクレチン刺激試験や、膵外分泌機能・膵管の評価などに利用されることがある。[1]