特徴
痛みは腰の片側や臀部に出やすく、立ち上がり、階段、長時間の立位などで悪化することがある。腰椎や股関節など他の部位の病気と症状が似るため鑑別が重要となる。[1]
評価
病歴、圧痛、複数の誘発テストなどを組み合わせて評価し、必要に応じて画像検査や診断的注射が用いられる。単一の検査だけで確定するのは難しい。[1]
治療
保存的治療として活動調整、理学療法、運動療法、鎮痛薬などが用いられ、症状が続く場合は注射やその他の治療が検討される。[1]
原因と診断精度
外傷、妊娠、反復するねじれや荷重、脊椎固定術後、変形性関節症など多様な要因が仙腸関節痛に関係する。単一の誘発テストでは診断精度が十分でないため、複数の誘発テストを組み合わせ、必要に応じて画像誘導下の診断的注射を用いる。[1]
痛みは臀部から大腿後面へ放散することがあり、腰椎由来の神経根痛と似る場合がある。神経学的診察や股関節・腰椎の評価も行い、他の原因を除外する。[1]