直腸脱

最終更新:2026年8月13日

直腸脱は、直腸が下がって肛門の外へ突出する状態である。[1]

原因と種類

骨盤底や肛門括約筋の緩み、長い結腸、便秘下痢、慢性的な咳などが関係することがある。直腸の内側だけが出る部分脱と、直腸全体が出る完全脱がある。[1]

小児では先天的な病気や長引く下痢などに関連することがあり、成人では便秘や骨盤部の筋・神経の問題が背景にあることが多い。[1]

症状と診断

排便後などに肛門から赤い塊が出ることが主な症状で、軽い出血、違和感、痛みを伴うことがある。診断では直腸診や、必要に応じて大腸内視鏡、排便造影などが行われる。[1]

治療

小児では原因となる便秘などを治療することで改善する場合がある。成人では骨盤底や直腸・結腸を修復する手術が根本治療となることが多い。[1]

関連項目

下痢便秘痔核(いぼ痔)を参照。

エビデンス・科学的評価

未治療の直腸脱では便秘や便失禁が起こることがある。[1]

安全性・注意点

直腸が肛門外へ脱出した場合は医療機関へ連絡し、持続する場合や戻らない場合には速やかな評価が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Rectal prolapse ↩本文

カテゴリ:消化器 / 症状・疾患

タグ:消化器 / 直腸 / 肛門