概要
リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、首、肩、腰・股関節周囲の痛みと朝のこわばりを特徴とする炎症性疾患で、50歳以上に多い。赤血球沈降速度(ESR)やCRPなど炎症反応が上昇することが多い。[1]
診断
特徴的な症状、年齢、炎症反応、他疾患の除外を組み合わせて診断する。超音波では肩周囲の滑液包炎や腱鞘炎などを評価できる。自己抗体は通常陰性で、CKは正常であることが多い。[1]
巨細胞性動脈炎との関係
PMRでは巨細胞性動脈炎(GCA)を同時に発症したり、経過中に発症したりすることがある。新しい頭痛、顎の痛み、視覚症状などがあればGCAの評価が重要となる。[1]
治療
経口グルココルチコイドが標準治療で、症状と炎症反応を見ながら徐々に減量する。再発リスクやステロイド副作用の危険が高い場合には、メトトレキサートなどのステロイド節約薬が検討される。[1]