腸重積

最終更新:2026年8月13日

腸重積は、腸の一部が隣接する腸管の内側へ入り込むことで起こる腸閉塞の一種である。[1]

概要

腸管が重なって圧迫されると血流が低下し、腫れや出血を起こす。進行すると腸管壊死、穿孔、感染、ショックにつながることがある。小児では生後5か月から3歳ごろに多い。[1]

原因・特徴

乳幼児では突然激しく泣く発作性の腹痛が典型的で、膝を胸へ引き寄せることがある。嘔吐、血液と粘液が混じる便、発熱、ぐったりする状態などを伴うことがある。[1]

検査・治療

診断には腹部超音波やX線などを用いる。小児では空気または造影剤による注腸で整復できることがあり、成功しない場合や腸管障害がある場合は手術を行う。[1]

関連項目

腹痛虫垂炎腸閉塞を参照。

エビデンス・科学的評価

腸重積は早期治療で良好な経過が期待できる一方、放置すると乳幼児では致命的となりうる。[1]

安全性・注意点

乳幼児に反復する激しい腹痛、嘔吐、血便、ぐったりする状態がある場合は救急受診が必要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus Medical Encyclopedia: Intussusception - children ↩本文

カテゴリ:救急 / 消化器 / 症状・疾患

タグ:小児 / 腸重積 / 腸閉塞