概要
超音波検査は体外から音波を送り、その反射を利用して体内の画像を作る。超音波画像はソノグラムとも呼ばれる。[1]
妊娠での利用
妊娠中には胎児の大きさ、位置、心拍、発育、羊水量、胎盤の位置などを確認するために用いられ、一部の先天異常や妊娠上の問題を画像で評価することもできる。[1]
診断での利用
臓器、腺、血管などの軟部組織を調べるのに適しており、痛みや腫れなどの原因を探したり、嚢胞と固形の腫瘤を区別したり、臓器や血管の構造を評価したりするために使われる。[1]
ドプラ超音波
ドプラ超音波は体内の動きを評価する方法で、心臓の拍動や血管内を流れる血液の速度・方向などを調べることができる。[1]
処置の誘導
針を使って組織や液体を採取する生検では、超音波で異常部位を確認しながら針を正しい位置へ誘導することがある。[1]
安全性
超音波検査は電離放射線を使用せず、訓練を受けた検査者が適切に使用する場合、健康被害との関連は確認されておらず一般に安全な検査と考えられている。妊娠中の胎児観察に広く用いられる理由の一つでもある。[1]
一方、超音波は体内の組織や液体へ物理的な作用を及ぼし得るため、医学的に必要な情報を得る目的で使用することが基本となる。[1]