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低マグネシウム血症

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

低マグネシウム血症は、血液中のマグネシウム濃度が低下した状態であり、重症になると神経筋症状、けいれん、不整脈などを起こし得る。[1]

概要

低マグネシウム血症は血清マグネシウムが低い状態で、資料では1.46 mg/dL未満と定義されている。症状は1.2 mg/dL未満になるまで目立たないことも多い。[1]

原因

摂取不足、アルコール使用、消化管や腎臓からの喪失、細胞内への移動、利尿薬、プロトンポンプ阻害薬、アミノグリコシド、シスプラチンなどの薬剤が原因となり得る。[1]

評価

血清マグネシウムに加えてカルシウム、リン、腎機能、血糖などを確認し、不整脈が疑われる場合は心電図を行う。尿中マグネシウムや分画排泄率は、腎性喪失か消化管由来かの判断に役立つ。[1]

治療

重症または症候性では静脈内硫酸マグネシウムが用いられ、無症状で経口摂取できる場合は持続放出型の経口製剤が検討される。腎機能低下では高マグネシウム血症を避けるため補充量の調整と監視が必要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

低マグネシウム血症では重症度、症状、腎機能に応じて経口または静脈内補充を選び、原因となる喪失や薬剤にも対応する。[1]

安全性・注意点

低マグネシウム血症は低カルシウム血症や低カリウム血症を伴うことがあり、重症ではけいれんや不整脈の原因となる。腎機能低下時の過剰補充にも注意が必要である。[1]