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高カルシウム血症

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

概要

カルシウムは神経伝達、筋肉や心筋の働き、血液凝固、酵素反応などに関わる。血清カルシウムの一部はアルブミンなどの蛋白と結合しているため、測定値はアルブミンや酸塩基平衡の影響も受ける。[1]

主な原因

高カルシウム血症の原因は、副甲状腺ホルモン(PTH)が関与するものと、それ以外に大別される。一次性副甲状腺機能亢進症と悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症が主要な原因であり、ビタミンD過剰、薬剤、長期の不動なども原因となることがある。[1]

症状と診断

軽度では無症状のことがあるが、便秘、筋力低下、精神・神経症状、腎結石、不整脈などが起こり得る。原因検索では病歴と薬剤を確認し、PTH測定を重要な手がかりとして、必要に応じて尿中カルシウムや画像検査などを追加する。[1]

治療

治療は原因と重症度によって異なる。症候性または重症例では輸液などで体液量を補正し、必要に応じてカルシトニンやビスホスホネートなどを用いる。原因疾患への治療も重要となる。[1]