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甲状腺腫

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

甲状腺腫は、原因や甲状腺機能の状態にかかわらず、甲状腺全体または一部が正常より大きくなった状態を指す。[1]

概要

甲状腺腫は甲状腺の腫大を表す総称で、びまん性、単結節性、多結節性に分けられる。甲状腺機能は正常、低下、亢進のいずれの場合もある。[1]

原因

ヨウ素欠乏、自己免疫性甲状腺疾患、甲状腺炎、結節性疾患、妊娠や思春期などさまざまな原因で甲状腺が大きくなる。腫大が胸郭内へ進展することもある。[1]

評価

TSHを中心に甲状腺機能を調べ、超音波で甲状腺の大きさ、結節、周囲構造との関係を確認する。圧迫症状がある場合はCTやMRIなどを追加し、疑わしい結節にはFNAを行う。[1]

治療

症状のない非中毒性甲状腺腫では定期的なTSH、超音波、診察による経過観察が選択される。嚥下障害、嗄声、気道圧迫などがある場合や悪性が疑われる場合は手術を検討する。甲状腺機能異常があればその治療も行う。[1]

エビデンス・科学的評価

甲状腺腫の管理は甲状腺機能、結節の悪性リスク、圧迫症状の有無で決まり、無症候例では経過観察、圧迫や悪性疑いでは手術が重要となる。[1]

安全性・注意点

大きな甲状腺腫は気道や食道を圧迫し、呼吸・嚥下・発声に影響することがある。甲状腺ホルモン抑制療法は効果が限られ副作用もあるため、単純な腫大縮小目的には推奨されない。[1]