概要
血糖が低下した際などにグルカゴン分泌が増え、肝臓でグリコーゲンを分解してグルコースを放出し、糖新生も促進する。インスリンとは異なる方向から血糖恒常性を支える。[1]
作用・特徴
医薬品としてのグルカゴンは重度低血糖の治療などに用いられる。また消化管運動を抑える作用を利用して検査時に使用される場合もある。[1]
産生部位
グルカゴンは主に膵ランゲルハンス島のα細胞から分泌される。低血糖、アミノ酸、交感神経刺激などが分泌を促し、高血糖やインスリンなどが分泌を抑える方向に働く。[1]
肝臓での作用
グルカゴンは肝細胞の受容体に結合してcAMP系を活性化し、グリコーゲン分解と糖新生を促す。これにより血中へグルコースが供給され、空腹時の血糖維持に寄与する。[1]