分類と症状
米国国立衛生研究所の分類ではカテゴリーIIIに当たり、白血球の有無によって炎症性IIIaと非炎症性IIIbに分けられる。会陰、恥骨上部、性器、陰茎先端、肛門直腸部などの痛みがみられ、排尿時や射精時に痛むこともある。[1]
評価と管理
慢性細菌性前立腺炎、尿路閉塞、射精管閉塞、前立腺癌などを除外して診断する。尿検査と培養、必要に応じて前立腺マッサージ前後の2検体法または4検体法を用い、感染の有無を確認したうえで、症状の領域に応じた多面的な管理を行う。[1]
病態の多様性
慢性骨盤痛症候群の原因は十分に解明されておらず、感染が確認できない例でも炎症、神経、筋骨格系、心理社会的要因など複数の要素が症状に関与し得る。そのため単一の原因を前提とせず、症状の領域に応じて治療を組み合わせる。[1]