概要
脳・顔面・胸郭異形成症は、疾患名が示すように脳、顔面、胸郭を含む体幹部の発達に影響する疾患である。資料では、重度の知的障害、特徴的な顔貌、肋骨や椎骨の異常が主要な特徴として説明されている。[1]
主な特徴
この疾患では、発達の遅れや知的障害に加えて、顔面の形態的特徴、胸郭や脊椎の異常がみられる。骨格や神経発達にまたがる所見を伴うため、単一の症状だけで把握する疾患ではない。[1]
原因・遺伝
原因としてTMCO1遺伝子の変異が示されている。TMCO1は小胞体に関係するカルシウムの流れに関わるタンパク質を作る遺伝子であり、この異常が発達の問題につながると説明されている。遺伝形式は常染色体劣性遺伝である。[1]