ベンゾジアゼピンは、中枢神経系のGABA-A受容体を介する抑制作用を強める薬剤群で、急性のけいれん、不安、不眠、鎮静などに用いられる。鎮静や呼吸抑制、依存などのリスクがある。[1]
概要
ベンゾジアゼピンは中枢神経系に作用する鎮静薬で、ロラゼパム、ジアゼパム、ミダゾラム、アルプラゾラムなどがある。急性けいれん、てんかん重積、不安、不眠、鎮静、筋緊張などさまざまな状況で使用される。[1]
作用の仕組み
GABA-A受容体のベンゾジアゼピン結合部位に作用し、抑制性神経伝達物質GABAの作用を増強することで神経活動を抑える。これにより抗不安、鎮静、抗けいれん、筋弛緩などの作用が現れる。[1]
使用時の管理
投与後は意識状態、血圧、呼吸数などを確認する。注射薬、とくに急速静注では呼吸抑制・呼吸停止が起こり得るため、呼吸状態の監視が重要となる。[1]
長期使用
長期使用では耐性、身体依存、認知機能への影響が生じる場合がある。急な中止で離脱症状やけいれんが起こり得るため、長期服用後の中止は通常、段階的に行う。[1]
エビデンス・科学的評価
ベンゾジアゼピンは急性けいれんや不安・鎮静などで有効な一方、作用時間や代謝経路が薬剤ごとに異なり、患者の年齢、肝腎機能、併用薬に応じた選択と監視が必要である。[1]
安全性・注意点
眠気、混乱、ふらつき、呼吸抑制などが起こり得る。オピオイド、アルコール、他の鎮静薬との併用では相乗的に呼吸抑制が強まり、昏睡・死亡につながる危険がある。過量時のフルマゼニルは離脱性けいれんを誘発することがあり慎重に用いる。[1]
知識マップ
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ベンゾジアゼピン
ベンゾジアゼピンは、中枢神経系のGABA-A受容体を介する抑制作用を強める薬剤群で、急性のけいれん、不安、不眠、鎮静などに用いられる。鎮静や呼吸抑制、依存などのリスクがある。
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