概要
前立腺は膀胱の下にあり、尿道の起始部を囲む。BPHは年齢とともに増え、50歳を超える男性で一般的な前立腺疾患である。[1]
症状
排尿開始困難、尿線の弱さや途切れ、排尿後の滴下、夜間頻尿、尿意切迫、頻尿などがみられる。前立腺の大きさと症状の強さは必ずしも一致しない。[1]
診断
病歴と身体診察に加え、直腸診、尿検査、PSA検査、尿流動態検査、膀胱鏡、経直腸超音波などが状況に応じて用いられる。症状が前立腺がん、尿路感染症、膀胱疾患などによるものでないかも評価する。[1]
治療
症状が軽く生活への影響が小さい場合には経過観察が選択される。薬物療法にはα遮断薬、5α還元酵素阻害薬、PDE5阻害薬などがあり、症状や合併症に応じて低侵襲治療や手術も用いられる。[1]